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| レビュアー | 天ノ川テケメケ 様 |
| メーカー | Leaf |
| ジャンル | AVG+シミュレーションRPG |
| 定価 | 8800円 |
| 機種 | WIN98/2000/Me/XP |
| CPU | PentiumII 300MHz 以上 |
| メモリ | 64MB 以上 |
| 空き容量 | 1GB 以上 |
| シナリオ | ★★★★★★★★★☆ (9点) |
| CG | ★★★★★★★★★☆ (9点) |
| 音楽 | ★★★★★★★★★☆ (9点) |
| えっち度 | ★★★★★☆☆☆☆☆ (5点) |
| 鬼畜度 | ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (0点) |
| 純愛度 | ★★★★★★★☆☆☆ (7点) |
| 総合 | 85/100点 |
| ・・・ 参考画像 ・・・ |
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| (C)Leaf/AQUAPLUS |
| ・・・ ストーリー ・・・ |
大陸の北東に位置する辺境の小國の村、主人公はそこで目を覚ます。 『エルルゥ』によって大怪我をして倒れていたところを発見され、助けてもらったらしい。 だが、一命は取り留めたもののそれまでの記憶を失っていた…。 自分の名前さえも思い出せない主人公は『ハクオロ』と名付けられる。 『エルルゥ』達の手厚い看護を受け徐々に回復した『ハクオロ』は、村の貧しい生活を見て自分が出来得る限りの力を貸すことにする。 傷を治療しつつ、畑を耕したり、村人との交流を深める等、ゆったりとした時間が過ぎていく…。 そして『ハクオロ』の傷も大分癒え、村人皆が待ち望んでいた収穫の時季になる。 皆が協力して頑張った甲斐もあり、今までより多くの収穫量となった。 だが、その噂を聞きつけた藩主が難癖をつけ、税として貴重な食料を徴収してしまう。 更に様々な要因が絡み、ついに『ハクオロ』達は叛乱軍として蜂起せざるを得なくなってしまった…。 |
| ・・・ 総 評 ・・・ |
まず最初に言って置かなくてはならないことは・・・ このゲームには『恋愛シミュレーションゲーム』的要素が全くありません。 ということです。 普通、ギャルゲーには女の子達との会話の中で選択肢が現れ、そこで何を選んだかによって女の子達の好感度が上がったり下がったりするわけですが、このゲームには そのテの選択肢が全くありません。 主人公のパラメータによって女の子達の態度が変わってくるなんてこともありません。 それどころか シナリオが一本しかありません。 なので、このゲームは『ファイヤーエンブレム』とか『ファイナルファンタジータクティクス』とか、その辺のゲームをやる気持ちでやってください。 ▼シナリオ ほのぼの系の笑いあり。 シリアスあり。 涙あり。 の戦記モノとしてはバランスの良いものになっています。 キャラクター達の様々なシーンでの様々なやりとりがとてもおもしろいです。 このゲームの目玉でもあるシミュレーションパート(以下、SLパート)との兼ね合いは、アドベンチャーパート(以下、AVパート)で話を盛り上げてSLパートでの戦闘でビシッとキメる。 といったところでしょうか。 主人公達がどういう経緯で戦うことになったのかが分りやすく描かれています。 戦記モノですのでシリアスなシーンは自然、人の生き死にに関わるものが多くなります。 厳しい時代を懸命に生きるキャラクター達の姿に切なくなりますね。 Hシーンに関しては・・・まぁ、シナリオ重視のゲームですから・・・ね? ▼システム システムに関しては特に問題はありません。 快適です。 セーブが100個もあるし。 スキップが無いので最初はびっくりするかもしれませんが、Ctrlキーでスキップが可能です。 ただし、その際は既読、未読に関わらずすっとばしてしまうのでそこの所だけ、注意してください。 さて、このゲームの最大の特徴であるSLパートですが、個人的には出来は良いと思うのですが、ここは人によって評価が分かれるかと思います。 戦闘中のキャラクター達は良く動くし連撃システムなども面白いのですが、『SLゲーム初心者にもプレイできるように』というコンセプトで造られたために全体的に難易度が低く、ちょっと難しいSLゲームをやったことがある人は単調だと感じてしまうかもしれません。 難易度が設定できたら良かったんですけどね〜 キャラクター達が強くなっていくことに喜びを感じられる人なら問題ありませんが・・・ あと、戦闘終了後に戦闘中に手に入れたボーナスポイントを各キャラクターに振り分けることで、キャラクター達のステータスをプレイヤーの好みで調節出来ます。 アドバイスとしては最初の頃はポイントを使わずに貯金しておき、『技』値を優先的に上げることをおすすめします。 ボスキャラと戦うとき、そのボスに止めを刺したキャラクターにはたくさんポイントが入ります。 連撃システムについては、マニュアルを読むか、ゲームの『おまけ』内の『戦闘訓練』を試してみればよく分かると思います。 『戦闘訓練』ではゲームのキャラクター達が講師として登場するので、戦闘に慣れた人がやってもおもしろいかも。 ▼CG CGは、まあ、さすがと言うべきか。 見事です。 甘露樹さんの絵はすごくかわいいし、背景も良い感じでした。 立ちキャラの造りが細かいのにも好感が持てました。 ただ、残念なことにイベントCGの枚数が少ないです。 正直、1.5倍から2倍は欲しいです。 オープニングムービーはかっこいいのですが、もうちょっとデッサンに気を使って欲しかったかな? ムービーはゲームが後半に入ると新バージョンになるので、時々、とばしてしまわずに見てみると良いでしょう。 ▼キャラクター 登場人数が多いです。 特に男性が。 女性陣だけでなく、男性陣がしっかりしてこその戦記モノですね。 うん。 ただ、あんまり多いんで、せっかくかっこいいキャラでも敵なんかは出番が少なくて、少し愛着が沸きにくいかな? キャラクター紹介(男性陣) ハクオロ(主人公) 大怪我をして倒れていたところをエルルゥに救われる。 記憶喪失。 真面目だが、女心に疎い。 奇妙な仮面をつけている。 テオロ 主人公が住むことになった村のリーダー的存在。 力自慢で豪快な頼れる親父。 ウー・ヤー・ター 村の仲良し三人組。 オボロ 村から少し離れた岩屋に住み着く義賊団のリーダー。 ユズハの兄。 かなりのシスコン。 性格、能力共に突撃型。 ドリィ・グラァ オボロに仕える双子。 二人とも弓の名手。 ヌワンギ ササンテの息子。 幼いころはエルルゥと親しかったらしいが、今は…。 ササンテ インカラの弟。 ヌワンギの父親。 欲にまみれた藩主。 インカラ ササンテの兄。 エルルゥ達の住む国『ケナシコウルペ』の皇。 圧政を続ける暴君。 ベナウィ インカラに仕える武人。 完璧男。 指揮官の鑑。 クロウ ベナウィの副官。 実直な好漢。 ムント 宗教国家『オンカミヤムカイ』の僧。 ウルトリィとカミュのお目付け役。 キャラクター紹介(女性陣) エルルゥ ヒロイン。 明るく、優しい性格。 ちょっと妬きもち焼きでそそっかしい。 戦闘においては全キャラ中唯一の回復要員。(H有) アルルゥ エルルゥの妹。 いたずら好きで甘えん坊だが、ひどく人見知りをする。 トゥスクル エルルゥとアルルゥの祖母。 優しさと厳しさを併せ持つ村長。 ソポク テオロの奥さん。 エルルゥ達のお姉さん的存在。 ユズハ オボロの妹。 産まれたときから病弱で、とても大切に育てられてきた。 それゆえに純朴。 可憐。 でも、『兄の心、妹知らず。』(笑)(H有) ウルトリィ 宗教国家『オンカミヤムカイ』の姫君。 カミュの姉。 慈愛と気品に満ちた『姫の中の姫』。(H有) カミュ ウルトリィの妹。 明るく、元気で好奇心旺盛。 友達作りが得意。(H有) カルラ 酒と風流を愛する自由人。 真面目な人をからかうのが好き。 怪力女。(H有) トウカ 誇り高き『エヴェンクルガ族』の武人。 生真面目で潔い性格だが、どうもおっちょこちょい。 甘露樹さんのお気に入りであるらしい。(H有) この他にも、魅力的なキャラクターはたくさん登場します。 ネタバレになるので名前は出しませんが、中盤以降に登場する女の子キャラ二人が僕のお気に入りです。(あと、エル・アル姉妹も) ▼音楽 上出来だと思います。 「 いいかげん、I'veサウンドに飽きた〜 」 という人にはちょうど良い刺激かな? 耳に優しいものや、戦闘を盛り上げるものなど、サントラとしても楽しめます。 ただ、一部似たり寄ったりのものもあったかな。 ▼ボイス ありません。 期待していただけに残念。 ▼最後に・・ 上にも記しましたが、このゲームにはシナリオが1本しかなく、気に入った女の子を攻略するということができません。 20時間前後で全クリアが可能で、イベントやCGも1回のプレイでコンプしてしまいます。 2回以上プレイしてみたいと思うかどうかは個人差が出ると思います。 しかし、それだけにシナリオに力が入っていることは保障します。 ラストが近くなると全ての謎が明らかになります。(ハクオロの仮面の謎や、この世界の人々が崇拝する神様の真実等、) そして、思いもよらぬどんでん返しが・・・!! クライマックスにはきっと感動させてくれるはず。 きっと損はさせません。 ぜひプレイしてみてください。 |
| 原画 | 甘露樹 | シナリオ | 菅宗光 |
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